まつげエクステ豆知識

朝日新聞の記事

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20日の朝日新聞に、またまつげエクステのトラブルについての記事がありました


私の所属する協会(日本まつげエクステンション協会)のコメントも載っており
エクステの普及とともにトラブルの増加が深刻化しているようです


記事にもありますように、技術が未熟な技術者が多いのがトラブルの原因であり
美容師免許があっても技術力があるとも限りません


先日の検定試験でも今後の業界はより規制が厳しくなることや
使用出来るグルー(接着剤)などにも規制が入る可能性について説明がありました


当店ではここ2年くらい、医療グレードのグルーのみを使用して施術を行っております


なぜなら、この記事にもあるように、以前は公にはされていませんでしたが
私の所属する協会とは別の協会の元会長さんから「視力が落ちる危険性」について
随分前にお話を聞いていたことも決断した理由の一つでした


強い(もちの良い)グルーほど揮発成分が多いので
角膜に与える悪い影響も強くなります


多分すぐに視力が落ちるとは限りませんが
長年続けることで徐々に視力低下の原因となるようです
(長年となると加齢による視力低下もありますので切り分けは難しそうですが・・・)


医療用グレードのグルーは性質上揮発する量が強いグルーに比べて少ないことが
刺激が弱いとされる点です


エクステのもちを優先するのか?
それとも目には見えずらい長期的な(短期的にも)安全性を重視するのか?


それはサロンのポリシーと最終的にはお客様の判断になるのだと思います


しかしながら、当店ではあえて今強いグルーの再使用を考えております
それは長年医療用グレードのグルーだけを使用してきたからこそ分かる限界・・・


そして強いグルーになんの疑問も感じず危ない使用方法を続けるサロンの多さ・・・


エクステは結局美容の一つですから
実際問題もちというのはお客様にとってはとても重要なことです


どんなにお手入れをちゃんとしていただいても、ライフスタイルや体質によっては
エクステがもたないという方もいらっしゃいます


安全性が高いグルーが本当は良いけどでもエクステがもたない、、
なら強いグルーを使用しているサロンを選ぶしかないという方もいるはずです


でもそのサロンが危ない使用方法をしていたら・・・??


あるお客様からお店替えの理由を聞いてゾッとしました。。


ならば正しい使用方法で施術出来るサロンこそ強いグルーを扱うべきなのでは・・・と


安全性は重要です、でもそれならやらない方が安全に決まっているエクステ、
それはネイルもヘアカラーやメイクだってみんな同じですね


私ももちろんそうですが、女性はきれいになるために、
自分の気分を上げるために、日々リスクを取りながら美容を頑張っています


一美容サロンとしての責任を再度考えている今だからこそ
強いグルーの必要性も検討している次第です


ただ、もし再度使用するにしても
申し訳ございませんが全てのお客様に使用させていただくことはありません


どうしても必要と私が判断した方にのみ
お客様にデメリットをご理解いただいた上で選んでいただきたいと思います


毎度毎度文章が長くなりましたが。。


もうすぐ3周年記念イベント発表ですよ~♪でも大して期待しないでください(笑)

  • この記事を書いた人
吉田純子/Skincare Center Tension代表

吉田純子/Skincare Center Tension代表

毛穴とニキビの専門家。毛穴詰まりとニキビは毛穴と皮脂のトラブルです。長年の毛穴詰まりやニキビに悩まれている方が肌悩みから開放されて、女性に生まれてきて良かった!と思っていただけるよう美容でお手伝いをさせていただいております。

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