こんにちは、スキンセラピスト吉田純子です。
長年赤ら顔で悩んできたお客様のお話です。
赤ら顔は体質的に出やすい方もいらっしゃいますし、環境や生活習慣などが原因となっている場合もあります。
寒暖差で赤くなる方は多いですが、ホルモンバランスが影響していることもあります。
今日ご紹介させていただくお客様は、昔から赤ら顔にお悩みで、さらに毛穴の開きなども気になってきたとのことでご来店になりました。
赤み(毛細血管の拡張)は頬にあり、肌のハリや弾力の低下も見られましたので、毛穴の開きも気になる状態でした。
肌を拝見して分かったことは、スキンケアに何かしらの問題があるということ。
ご年齢以上の肌老化が進むのは、スキンケアに原因があることが多いのです。
色々お話を伺うと、スキンケアの際に肌を摩擦していることが多そうでした。
摩擦が起こる時というのは、洗う時だけでなく、拭く時や化粧品を塗る時もなんですね。
そうした毎日の摩擦の積み重ねが、余計に赤ら顔を悪化させていたのです。
さらには、摩擦によって肌のバリア機能は低下しますので、紫外線が余計に肌を老化させちゃいます。
(日焼け止めをきちんと使えてないことも原因にありました)
習慣化してしまっていた、肌の負担となるスキンケアを断捨離していき、本来必要なスキンケアに改善していきました。
なかなか癖が抜けずに苦戦されていましたし、後々新たな悪しき習慣が見つかったりと長期戦でしたが、一歩ずつ良くなるのが目に見える変化として現れるようになりました。
毎日自分の顔を見ているお客様は気が付きにくかったのですが、1年後の肌は見違えるように赤みが落ち着き、艶が出ていました。
毛細血管を強化する成分を毎日のスキンケアにも取り入れたことで、ダイレクトに有効成分を届けることもできました。
簡単に良くなるものではなくても、こうしてしっかり段取りしながら取り組めば、確実に健康美肌は蘇ってきます。
スキンケアを単なる行為として行うのではなく、肌を感じながら感謝の気持ちでお手入れできると、きっと肌も応えてくれるようになりますよ。
